筋トレ中の休憩は長い・短いどっちが良い？

お疲れ様です！ポントレです。

今回は筋トレ中の休憩（インターバル）は長い、短いどっちが良いかについてお話し致します。

正直なことを言うと長い・短い休憩、どちらにもメリットがあります。

この記事が皆さんの筋トレタイムのお役に立てたら嬉しいです(´▽｀)

長い休憩のメリット。

長く休憩を取ることで疲弊した筋肉が回復し、高重量を安定して扱うことが出来ます。

また疲労が回復する以外にも高重量を扱いやすくなる理由があります。

それはATPという物質が筋肉へ十分に補充されることです。

筋肉にはATPという分子が存在し、これを消費することでパワーを発揮しています。

ATPが少ないと筋肉は強い力を出せません。

休憩が長ければその分多くのATPが筋肉に補充され、強い力を発揮出来る状態になります。

筋力の向上は筋肥大に比べ、神経が高重量に適応することが重要だと言われています。

その為、筋力強化が目的であれば長い休憩が適していると言えます。

②集中しやすく1セットの質が上がる。

1セット間の休憩が長いことで落ち着きを取り戻し、集中した状態で各セットに取り組むことが出来ます。

休憩が短いと疲労に加え、次のセット開始が早いことによる慌ただしさも合わさり、集中力を保つことが困難です。

筋トレにおいて集中力は非常に重要なポイントです。

強いパワーを発揮するだけでなく、ケガ防止にも繋がります。

短い休憩のメリット。

筋肉が疲弊した状態のまま次のセットに入るので、限界まで追い込むことが容易になります。

それにより筋肥大効果を最大化させやすいメリットがあります。

筋肥大は疲労によって筋肉内に蓄積する代謝産物が筋肥大のスイッチをONにすることで起こるとされています。

筋トレによって代謝産物が蓄積する。

代謝産物が除去される前にトレーニングを行う。

脳に「筋肉が疲弊しているから回復し強化しよう」というシグナルが行く。

身体が筋肥大するモードに切り替わる。

この一連の流れを引き起こすのに短い休憩はうってつけと言えます。

②トレーニング時間の短縮に繋がる。

休憩が短ければもちろん筋トレ時間も短縮されます。

短時間で限界まで追い込むことが可能な為、時間がない方・長時間行うのが好きではない方におすすめです。

終わり。

メリットがあるところデメリットあり。

長い休憩。

• トレーニング時間が長くなる。
• 順番待ちの目線が痛い…。
• 休憩している内にやる気が失せる。

短い休憩。

• 集中力が保ちづらい（休憩が長すぎるのも集中出来ていると言えませんが）
• 筋力強化には向かない。
• ケガをしやすい。

どちらも一長一短。

筋トレの時間をどう過ごしたいか、筋トレの目的は何なのかを考え、適した方を選びましょう。

今回は以上となります。明日も良い一日を！