筋トレをスポーツに活かせ!(バーベルベンチプレスよりダンベルベンチプレス?)

筋トレ!
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お疲れ様です、ポントレです!

今回はアメフト部時代の経験から、競技力の向上に繋がる筋トレ種目を2点紹介致します。

一点目がパワークリーン(ハイクリーン)、二点目がダンベルベンチプレスです。

パワークリーンは瞬発力の強化、全身を連動させてパワーを発揮する練習。

ダンベルベンチプレスは実際競技で使用する動作に近い動きで筋力強化を図れます。

どちらかというとフィジカルが勝敗に大きく関わってくる、コンタクトスポーツ向けの内容となっております(´▽`)

①パワークリーン(ハイクリーン)・・・

瞬発力の強化と全身を連動させた動きの練習となります。

球技でも格闘技でも瞬発力は非常に重要な要素です。また全身を連動させなければうまく挙げることが出来ない為、体の使い方の上達に繋がります。

この体の使い方が上達するというのがポイントで、スポーツに使う動作は全身を連動させることが重要な為、最も競技力向上に直結させやすい筋トレ種目と言えます。

内容といたしましては床に置いたバーベルを引き上げ、手首を返して保持するといったものです。

①…足の位置は肩幅または肩幅より少し狭く。しっかりと握ります(傘がバーベルです(笑))

胸を軽く張り、少しだけ背中を反らせます(アーチを作る)

②…沿うように膝付近までバーベルを挙げていきます。

③…一気に加速して胸の高い位置までバーベルを引き上げます(床を足裏で強く押し爆発的に)

その際バーベルが身体から遠くに離れないよう注意してください(前に倒れる危険性があります)

④…手首を返し腰を落とします。この際、バーベルが鎖骨に乗るように動作しましょう。

かなり多くの関節が関与する種目の為、難度の高さがネックですが競技力向上に最適なウエイトトレーニングです。

実際私も40yd(約36m)走で5.8秒かかっていたのが5.3秒を切る位のスピードに成長しました。

また大学1年の時、驚異的に強い先輩が1人いました。

その人はベンチプレスやスクワットはそれほど強くありませんでしたがパワークリーンがとても強かったのを覚えています(その後社会人のトップチームでも活躍しました)

②ダンベルベンチプレス・・・

ダンベルベンチプレスは脇をしめながら腕を突き出す動作が強く・速く強化されます。

アメフトや相撲、パンチを使用する格闘技と競技が限定的になりますがご紹介致します。

このダンベルベンチプレスは通常のやり方と異なります。スタートポジションは同じです。

挙げる際に胸を張ったままにせず、脇をしめながら(しぼりながら)限界まで腕を伸ばします(ダンベルを押し込むイメージ)

伸ばしきった後、胸を張ったままスタートポジションに戻り、動作を繰り返します。

胸筋を強くする効果は薄れますが、前鋸筋(いわゆるボクサー筋)の強化効果が得られると同時に脇をしめつつ腕を突き出す動作の練習になります。

アメフトではバーベルベンチプレスの動きで相手を押しません。オフェンスは脇を閉めた状態で密着する、手で相手を突いてはじく(バンプ)、ディフェンスは腕を張って相手に距離を詰めさせずにコントロールするのが基本です。

このトレーニングは手で相手を突く、腕を張る際に効力を発揮します。

突き出す動作が強ければ相手をはじきやすい。速ければ相手に距離を詰めさせる前に腕を張りやすくなりますよね(*’▽’)

相撲の張り手や、格闘技のパンチも脇をしめながら打ち出します。前鋸筋の強化も合わさってパワーアップに繋がります。

※前鋸筋…肩甲骨を外側に押し出す働きがあり、肘が伸びきる瞬間に大きく力を発揮する筋肉。

筋トレは競技力向上に繋がらない?・・・

イチロー選手のライオンを例えにした話を引き合いに出し、筋トレはスポーツの役に立たないという方とたまに会うことがあります…。

しかしそんなことはありません!筋トレだけをしていても競技に使用する動作は上手くなりませんが間違いなくパワー、スピードは増します。

どちらか片方で考えるのでなく筋肉を強化し、競技の練習も行うのです。

そうすれば同じ動作でより良いパフォーマンスを発揮出来ます。

ライオンのお話は言わんとされていることはなんとなく分かるのですが、個人的には何とも言えません…。

イチロー選手はあくまで球技(野球)のことを言っており、コンタクトスポーツのことを言っているわけではありません(笑)

また球技ではありますがラグビーやアメフトは他の競技に比べて奇跡が起こりづらいとされています。

理由はフィジカルが強さに大きく関わってくる為です。

ベンチプレス40㎏の選手が140㎏挙げる選手に抵抗するのは無理があります(どっちかというとスクワットの方が大事)

格闘技も顔面に当てればワンチャンありますが腹や胸の打ち合いでは体格が良い方が圧倒的に有利です(経験上ローキックも体格差関係なしに効きますが無理やり前に出てこられたら蹴るどころではありません)

筋トレはすべきかと聞かれたらやらないよりはした方が良いと私は答えます!

最初から否定するのではなく、実際にやってみて自分に必要か合うか合わないか判断しましょう(^^)

今回は以上になります。明日も良い一日を!

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