健康診断で所見あり! 筋トレに励むとクレアチニンの数値が悪くなる?(シスタチンCを調べよう)

ポントレ豆知識!

こんばんは!ポントレです!

今回は筋トレに励む人がクレアチニンの数値で所見ありと診られやすい理由についてお話し致します。

クレアチニンの数値は腎機能が正常かどうかを測る指標の1つとなります。

ちなみに私は2020~2022年の3年間、毎年所見を認められています……。

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クレアチニンとは?数値が高いとどうなる?

クレアチニンとは筋肉を動かした際、筋肉で作られる老廃物のことです。

通常は濾過されて尿として排出されます。

しかし腎臓が悪いと濾過することが出来ず、血液中に残ってしまいます。

つまり数値が高いということは腎機能障害を引き起こしている可能性があることを示唆しています。

腎機能障害・・・腎臓の機能が低下することで起こる、様々な機能障害のこと。

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腎臓は一回ダメになると回復しないと聞きますし、恐ろしいですね…(;´Д`)

なぜ筋トレに励んでいるとクレアチニンの数値が悪くなりやすい?

筋肉量が多かったり、肉類をたくさん食べると高い数値が出てしまう場合がある為です。

クレアチニンは筋肉が活動すると産生される老廃物です。

筋肉量が多ければ多いほど沢山のクレアチニンが産み出されます。

また肉類にはクレアチニンの元であるクレアチンが含まれています。

筋トレに励む人はたんぱく質を求め、肉類をたくさん食べがちです。

その為、あまり肉類を食べない人に比べクレアチニンの材料となるクレアチンをガンガン摂取していることになります。

以上の理由から筋トレに励む人はクレアチニンの数値で所見ありとされやすいです。

私はスーパーマンみたいな身体をしているわけではありません。

しかし平均の体から見ると筋肉量が多く、毎日のように肉を食べています(; ・`д・´)

ただ本当に腎機能障害によってクレアチニンの数値が高く出ている可能性も0ではありません。

そこでこのクレアチニンの数値が筋肉や食事内容のせいなのか?腎機能障害の為なのか?

判別するのに有効なのがシスタチンCの数値を調べることです。

シスタチンCとは。

シスタチンCとは細菌やウイルスの増殖を抑える役割があるたんぱく質であり、数値は筋トレや筋肉量、年齢の影響も受けないとされています。

上記の特性から、より正確に腎機能が低下しているかどうかを確認することが出来ます。

またクレアチニンではアウトでも、シスタチンCがセーフである場合、腎不全リスクが低いというカリフォルニア大学サンフランシスコ校から出された研究報告があります。

Cystatin C versus Creatinine in Determining Risk Based on Kidney Function

検査を受診したい場合は 腎臓内科 シスタチンC のようなワードで検索すると検査可能な医療機関が表示されるので検索してみて下さい。

ただし検査の点数がクレアチニンに比べ高い(料金が高い)

保険診療を受診可能なのは3か月に1回。

これらの点にはご注意ください。

おわり。

私はやたらと健康診断で引っかかる人間であると同時に、ケチな人間でもあります。

再検査を行って異常なしだったらお金の無駄だったと考えてしまうタイプです…。

……はい、バカですね(-_-;)

本当に腎臓の機能が低下していたら一回の検査代よりも圧倒的に高いお金がかかることになります。

透析になったらお金だけでなく多くの時間や自由も失います。

お互い病気にならぬよう気を付けていきましょう( `ー´)ノ

今回は以上になります。明日も良い一日を!

今回の記事を作成するにあたってこちらのページを参考にさせて頂きました!

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