お疲れ様です、ポントレです!
今回は逆さま(頭が下の姿勢)になると頭がスッキリすることについてお話致します。
体操の練習ではなく筋トレとして逆立ちを行っている方、たまにいらっしゃいますよね。
逆立ちは非常にすぐれた運動です。
難易度は高めですが肩、腕、腹、足多くの部位を鍛え、バランス感覚も養ってくれます。
壁無し逆立ちや逆立ち腕立て伏せ、逆立ち歩きは運動が得意な人の証拠とも言えます(´▽`)
しかし今回は逆立ちの話ではありません。
逆立ちに限らず、逆さまになる動作(ブリッジや鉄棒での逆さぶら下がり等)を行った後気分が良くなった経験はないでしょうか?
あまり注目されませんが逆さまの姿勢は脳が疲れ切っている現代人とって嬉しい効果があるのです。
逆さまになると頭がスッキリする。
逆さまになる姿勢をとると脳の血流が増し、頭がスッキリする感覚を得ることが出来ます。
切り傷や打撲を負った際、心臓よりも高い位置にして安静にします。
これは心臓より下の位置だと血が多く流れ、ケガの初期段階だと悪化する可能性がある為です。
上下逆さまになると頭が心臓より下に来るので脳の血流量が増加します。
血流量が増えるということはブドウ糖、酸素等、脳の活動に必要な物質の供給量が増すことに繋がります。
結果、脳の活動が活発化し、スッキリとした感覚を味わうことが出来ます。
注意点。
頭に血が上るという言葉もあるように長時間逆さまの姿勢をとると逆に気分を悪化させる可能性があるのでご注意を。
どの程度の時間が目安なのかという論文等を見つけることは出来ませんでしたがこちらの逆立ちに関する記事にて大体5分までに留めておくことと記載されていました。
食後すぐに行うのも逆流する可能性があり、NGとのこと。
また高血圧の方や過去に脳血管系の病気・怪我を負った方も避けた方が無難でしょう。
逆さまになると勉強がはかどる?
逆さまになると脳に良い影響があるということで逆立ちをしながら勉強すれば良いのでは?というトンデモ勉強法が話題になったことがあります。
しかし脳は回復しても腕や体幹がもたないので現実的ではありませんよね(笑)
勉強がはかどる理由としてグルタミン酸神経が活性化するからという考えがあります。
グルタミン酸神経はブドウ糖を取り込んだ結果、脳内で生成されるグルタミン酸によって活性化します。
この神経回路の活動によって記憶の定着が強固になるとされています。
逆立ちによって血流量を増加させ、ブドウ糖やグルタミン酸の供給を増やせばグルタミン酸神経がより活発に働いて学習効率アップに繋がるのでは?ということですね。
しかし外部から摂取したグルタミン酸は「血液脳関門」というバリア機能によってほとんど脳に届きません。
ブドウ糖の供給量を増やしても脳内のグルタミン酸は適量になるよう調整されている為、あまり意味がありません。
逆さまになる姿勢をとることは気分転換として優秀ですが、記憶力が増す等の効果は期待しない方が良さそうです(´ρ`)
おわり。
私は中学生の時に逆立ちで痛い目を見てから逆さになる系の運動は苦手です……。
しかしブリッジは逆立ちに比べて安定感があり、恐怖心も湧きずらいので定期的に取り組んでいます。
👇過去にブリッジに関する記事も作成しています。ご一読頂けたら嬉しいです!
筋トレに限らず運動は体力・筋力のみでなく精神面・健康面にも良い影響を与えてくれます。
始めるまでが億劫ですが人生が少し楽になる、おすすめ出来る趣味です。
共に運動・筋トレに励む仲間になれたら嬉しいです(*’▽’)
今回は以上となります、明日も良い一日を!
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