お疲れ様です、ポントレです!
今回はプリズナートレーニングの本で紹介されているアンイーブン・プッシュアップについてお話し致します。
皆さんは片手腕立て伏せ(ワンアーム・プッシュアップ)は出来ますでしょうか?
取り組んでいる方を見かけたら足を止めてしまいますよね。
ちなみに私は出来ません。
先日プリズナートレーニングシリーズで一番最初に発売された「圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレプリズナートレーニング」を購入し、掲載されている種目に挑戦しています。
記念すべき一作目と呼べるこの本はBIG6(プッシュアップ、スクワット、プルアップ、レッグレイズ、ブリッジ、ハンドスタンド・プッシュアップ)と表現した各種目を10ステップに分け解説しています。
ステップ1が最も簡単でステップ10が最高難易度、プッシュアップのステップ10が片手腕立て伏せです。
今回紹介するアンイーブン・プッシュアップはステップ7の種目として紹介されています(ちなみに通常の腕立て伏せがステップ5)
片手腕立て伏せを実現する前準備的な種目です。
実際に取り組んだところ想像よりキツくて驚きました(´ρ`)
これが完璧に出来なければ片手腕立て伏せなど夢のまた夢ということになります。
アンイーブン・プッシュアップとは。
片方の手をボールやレンガ等に乗せた状態で行う腕立て伏せのことです。
片方の手をボール、片方を床に、そのまま腕立て伏せの動作を行いボールに胸が付いたら一秒静止し、元の姿勢に戻ることを繰り返します。
本誌ではバスケットボールが最も適していると説明されています。
程よく柔らかい為、バランスを取るのが難しく、姿勢を安定させようとする動作が身体を鍛えてくれるとのことです。
学生時代取り組んだことがある方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか?
アンイーブン・プッシュアップの効果。
ローテーターカフ(回旋筋腱板)を鍛えると同時に姿勢を保つバランス感覚が養われる。
ローテーターカフと呼ばれる四つの筋肉からなる肩回りの筋肉群が存在します。
この筋肉群が肩関節を安定させ、腕を様々な方向へ安全に動けるようにしています。
この種目はボールに手を置き、腕がふらつかないように肩関節を安定させる必要がある為、ローテーターカフを強化します。
四つの筋肉(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)を一つずつダンベル等を利用して鍛える方法もありますがこの筋肉達が協力し合っていることを考えるとまとめて鍛える方が自然なように感じます。
プリズナートレーニングの言葉を借りると「人間の体の自然な動きに沿った鍛え方」と言えます(´▽`)
またボールの弾力によって平面よりも姿勢を保つのが難しくなる為、バランス感覚も同時に鍛えられます。
片手腕立て伏せは自重を容易にコントロール出来る筋力に加え、片手で動作しても姿勢が崩れないバランス感覚が欠かせません。
片手腕立て伏せに挑戦する能力を鍛えるのに適した種目と言えます!
実際に取り組み感じたこと。
片手腕立て伏せを出来るようになりたい、少し気分転換をしたい、ローテーターカフを鍛えたいという方達は取り組む価値がある筋トレだと感じました。
悪く言えば上記に当てはまらない方は無理に取り組む必要はないかと(´・_・`)
腕立て伏せを行う目的が胸筋、腕、体幹を鍛えることであれば通常の腕立て伏せやデクラインプッシュアップをやり込む方が良いと思います。
とはいえ自然な形でローテーターカフを鍛えることが出来るのは魅力的です。
ウエイトトレーニングは肩に凄まじい負荷を与える動作が多く、強化するに越したことはありません。
ご興味がある方は是非お試し下さい!
おわり。
プリズナートレーニングの書籍に記されている考え方や種目は現代の筋トレ論に反するものも多く、非常に刺激的です。
私がウエイトトレーニングを愛することは変わりません。
しかし「自重筋トレも上手く取り入れていきたい」そんな感情を湧かせてくれる本です(*’▽’)
最近、完全図解版というのも出版されたプリズナートレーニング。
読めばより筋トレが楽しいものになるはずです!
今回は以上となります。明日も良い一日を!
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