握力を鍛えるメリットその②、筋トレやスポーツの役に立つだけではない。

ポントレ豆知識!

お疲れ様です、ポントレです!

今回は握力を鍛えるメリットに関する話、第二弾です(´▽`)

👇第一弾はこちらになります!

握力はデッドリフトや懸垂を行っているうちに副産物的な形で鍛えられることもあり、意識的にトレーニングを行っている方は少ないように感じます。

私自身、意識的に鍛えたことはあまりありません。

しかしプリズナートレーニングの本がきっかけで握力に興味が湧き、握力を鍛えることを目的としたトレーニングも取り入れるようになりました。

握力を調べている内に様々なメリットがあることを知ったので、皆様にもご紹介させて頂きます!

握力を鍛えるメリットその②

①.死亡リスクが低下する。

②.筋肉量が不足していないか判断する指標となる。

死亡リスクが低下する。

握力を強化することで死亡リスク低下が期待出来ます。

※死亡リスク・・・ある年齢までに何かしらの病気で亡くなる確率(正確には累積死亡リスク)

イギリスのサウサンプトン大学が握力と死亡リスクの関係性を発表しています。

握力が男性26㎏以下、女性16㎏以下の方達は心血管疾患や呼吸器疾患、がんにかかる確率が高くなるという結果が出ているようです。

日本でも握力と死亡リスクに関する研究結果が発表されています。

その研究では加齢による握力低下が大きい人は握力低下の小さい人と比べ、約1.5倍認知症を発症しやすいことが示唆されています。

確か格闘漫画の刃牙(花山の外伝)で「握力は命の強さ」と言っていた気がするのですが的を得た言葉ではないでしょうか?

日頃から運動をしている方達は握力低下が起きづらいことから、握力は全身の筋肉量の指標になるとも言われております。

握力低下=全身の筋肉量が減少している。

筋肉量が減少し、体内の機能が弱るのが死亡リスク上昇の原因なのではと想像しております(´・_・`)

②.筋肉量が減少していないか判断する指標となる。

上述しましたが握力は全身の筋肉量の指標となるとされています。

人間は25歳頃をピークに筋力に衰えが出始めるとされており、これをサルコペニアと呼びます。

※サルコペニア・・・加齢などが原因で筋力の低下、筋肉量の減少が起こること。

その進行を抑制する為にも筋トレやスポーツをすることが重要です。

鍛えることによるメリットという話からは少々脱線しますが定期的に握力を測ることで自分の筋肉量が減少していないか確認することが出来ます。

もし前回より大きく低下していたら筋トレや運動の強度を上げる等、調整を行うと良いでしょう。

学生時代、平均値以上の握力を持っていた方は現年齢の平均値を下回らないように鍛錬を積むのも◎。

ちなみに30代の平均値は30~34歳:46.96㎏(男),28.06㎏(女)、35~39歳:46.56㎏(男),28.98㎏(女)となっております(スポーツ庁、令和3年度、体力・運動能力調査結果)

おわり。

握力は天性のものと聞くことがあります。

しかし意識的に使い、鍛えることで今よりは確実に強くなります。

サルコペニアが進行し、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に陥ると将来、他者の介護が必要になることも考えられます。

不自由な体になりたい!…という方はいないでしょう。

握力を鍛えつつ、筋肉量の指標として活用することで未来の自由を守りましょう!

今回は以上となります。明日も良い一日を!

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