筋トレの可動域は広い方が良い?(筋肥大効果が2倍になる?)

筋トレ!

お疲れ様です、ポントレです!

ジムで筋トレの動作(特に可動域)がめちゃくちゃ気になる方と遭遇しました。

「集中出来ていない!」と自分に喝を入れたいところですがどうしても目が行きます……。

筋トレにおいて可動域(動作の幅)はとても大切です。

可動域が違うだけで効果が変わり、その筋トレの効果を無くすことすらあります。

そこで今回は可動域を広く取るメリット・デメリット、初心者の方が取るべき可動域についてお話致します!(アームカールを例に)

可動域を広くとるメリット・デメリット。

・筋肥大効果がアップする。

・負荷が大きく怪我をしやすい。

・筋肥大効果がアップする。

可動域を広くとると筋肥大効果が2倍になったという研究報告があります。

2012年にブラジルのフェデラル大学より可動域に関する研究の結果が発表されました。

筋トレをフルレンジ(0-130度)とパーシャルレンジ(50-100度)で行うグループに分け、効果を測定する。

要するに大きい可動域と小さい可動域、どちらが筋肥大するかという内容でした(種目はアームカール)

週2回、決められた回数をこなすことを10週間続けたところ、フルレンジでトレーニングを行ったグループはパーシャルレンジのグループに比べ2倍の筋肥大効果得たという結果となりました。

アームカールのみの結果ですがフルレンジの方が筋肥大において優れている可能性は高そうです。

・負荷が大きく怪我をしやすい。

大きく可動域をとることは楽観視出来ないデメリットが存在します。それは負荷が大きくケガをしやすいことです。

可動域を広くとるということは筋肉がより強く伸び縮みすることになります。

その分強い負荷が掛かる為、ケガのリスクが高まります。

種目が違いますが私はデッドリフトをフルレンジ(底引き)で行うのをやめました。

理由としては過去に腰を痛め、仕事にまで支障を及ぼした為です。

ケガをすると思うように力が発揮できない、プランが崩れる、結果モチベーションが下がります。

人によってはトレーニングを辞めてしまうかもしれません。

可動域を広く取るのであればウォームアップを行い、筋肉を温め、集中して動作しましょう。

初心者の方は基本とされる可動域で筋トレを行いましょう。

初心者の方はいきなりフルレンジで筋トレに取り組まず、基本とされる可動域を守ることをおすすめ致します!

なぜならある程度効果があることが実証されており、様々な面からみて優れているから基本として語り継がれている為です。

アームカールであればこのように0度の手前から120~140度くらいで動かすのが良いでしょう。

ちなみに冒頭で話した気になる方のアームカールの動作はこういうものです。

ちなみにこの動作でも上腕二頭筋は成長するらしいです(体育学部出身の友人が昔教えてくれました)

しかし初心者の間はそういったやり方は不要と私は考えています。

筋トレを始めたばかりの方がいきなりケガを負った場合、ある程度やりこんだ方以上にモチベーション低下を起こしやすい気がします。

なぜなら初心者が代替案を考えるのは難しく、せっかくこれまで取り組んできたのだからという感情も無い為です。

ケガをして「もう筋トレは辞める」といったことにならないよう、基本を大切に少しづつステップアップしていきましょう!

おわり。

筋トレは様々な方法・考え方があり、日々どれが正しいのか議論がされています(ネガティブを重視すべき、レップ数の最適解、グリップの持ち方、栄養補給のタイミング…etc)

正直目的によってやり方は変わるし、究極的に言ったら人それぞれ遺伝子が違うので何が正しいかは分かりません。

まずは基本をやりこみ、あまり効果を感じられなくなってきたら新たな方法を試せば良いと思います!

お互い日々成長出来るよう、気合入れていきましょう👍

今回は以上となります。明日も良い一日を!

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