お疲れ様です!ポントレです。
今回は筋トレ方法の1つ、フルピラミッド法についてお話し致します。
筋トレには様々な方法があります。
スーパーセットやジャイアントセット、同じ重量で10回3セットも重量固定と呼ばれたりします。
ピラミッド法はポピュラーな方法の1つで、更に数種類に分けることが出来ます。
フルピラミッドは特にハードな内容となっております。
フルピラミッド法とは。
アセンディングピラミッド法を行い、その後ディセンディングピラミッド法を行って締めるといったものです。
アセンディングは昇る、ディセンディングは下ることを指します。
アセンディングピラミッド・・・1セットごとに重量を増やし、ラストにMax1回の重量を使用。
ディセンディングピラミッド・・・1セット目にMax1回、次セットから重量を落としていく。
重量を段々上げて行き、Maxに達したら落としていくのがフルピラミッドということになります。
例として私が行っていたフルピラミッド法でのフロントスクワット重量設定をご紹介致します。
50%×10⇒65%×8⇒75%×6⇒85%×4⇒100%×1⇒85%×MAX⇒75%×MAX⇒65%×MAX⇒50%MAX
下りの部分がMAXになっているのは設定した回数が出来たり、出来なかったりと安定しなかったので限界までこなせば良いのでは?という考えに至った為です。
帰り道は確実にフラフラになります……。
フルピラミッド法のメリット。
筋力アップと筋肥大、両方の効果を得ることが期待出来ます。
アセンディングピラミッドは少しづつ重量を上げ、最後に高重量を持ってくるので筋力アップ効果を得ることに向いています。
ディセンディングピラミッドは後半になるほど回数が増え限界まで追い込みやすい為、どちらかという筋肥大や筋持久力アップ効果を得やすいです。
フルピラミッド法は両方を行い、いいとこどりをするトレーニング方法です。
どちらの効果も得ることが期待出来ると同時に毎セットプレートを変える、セット数が多くなりがちと手間が掛かります。
集中力を切らさないようご注意を!
個人的に最大のメリットだと考えている点。
最大のメリットは身体が筋トレに慣れにくいという点にあると考えています。
筋トレの重量やレップ数、体型の変化が見られなくなってきたら内容を見直せと耳にしたことがありませんか?
筋肉は慣れない刺激や強い負荷を受けるとそれに対応しようとして強化されます。
同じ刺激や負荷では成長する必要がないと身体(脳)が判断してしまう為、それを防ぐために種目や回数・重量を変更する必要があります。
フルピラミッド法は非線形ピリオダイゼーションのように毎回レップ数や重量を変更するわけではない為、いずれは慣れてしまいます。
※ピリオダイゼーション・・・トレーニング法の1つ。線形、非線形、起伏性、ブロック等様々な種類が存在する。
しかし10回3セットやアセンディング・ディセンディング片方のみを行うのに比べれば慣れづらく、記録管理が簡単な点も魅力と言えます。
非線形ピリオダイゼーションはノートに手書きだと訳が分からなくなりがちです(´ρ`)
おわり。
筋トレには様々なトレーニング方法が存在し、調べればいくらでも出てきます。
ただ人によって合う合わないがあり、全人類にとってこれが正解!というのは存在しないと思います。
気になるものを見つけたらとりあえず試すのがおすすめです。
自分に合うかどうかはやってみなければ分かりません(´・_・`)
リスクが高そうな方法は避けた方が良い気がしますが……。
自分にとって最高の効果をもたらすトレーニング方法が見つかると良いですね!
今回は以上となります。明日も良い一日を!
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