お疲れ様です。ポントレブログです!
今回は筋トレ後のクールダウン(ストレッチ)の必要性についてお話致します。
クールダウン…子供の時、スポーツ少年団や部活で行うのが当然だった方がほとんどだと思います。
その為、筋トレ後もなんとなく取り組まなければならないと考えていませんか?
筋トレ後のクールダウンは最近ではあまり効果が無いと言われています。
クールダウンを行うか行わないか、このブログが判断材料の一つになったら嬉しいです!
筋トレ後のクールダウンは必要?
筋トレ後のクールダウンは「必須」ではありません。
なぜなら最近の研究でクールダウンによって得られる効果が否定されている為です。
ただ個人的には全く意味が無いわけではないと考えております(´・_・`)
クールダウンの効果とされているもの。
①、乳酸が除去され、疲労が減少する。
②、乳酸、筋肉痛の要因となる因子が減少する為、筋肉痛が抑制される。
③、筋トレによる筋損傷で生じた筋肉の硬さを改善し柔軟性が向上する。
④、筋肉内のグリコーゲンの再合成が早まる為、筋力が回復する。
他にも脳の疲労がとれる・ストレスの軽減・睡眠の質向上等も挙げられる時があります。
実際それらの効果は得られるのか?
残念なことに①②③④に関して近年否定的な意見が多く、効果が得られるかは疑わしいのが現状です。
①、乳酸が除去され、疲労が減少する・・・疲労は乳酸ではなく、筋肉が酸性になることが要因なので効果なし(乳酸の除去効果は実際にある)
②、乳酸、筋肉痛の要因となる因子が減少する為、筋肉痛が抑制される・・・近年の研究ではその考えが否定され続け信憑性が薄い。
③、筋トレによる筋損傷で生じた筋肉の硬さを改善し柔軟性が向上する・・・現在までその効果がはっきりと認められる報告は無し。
④、筋肉内の※グリコーゲンの再合成が早まる為、筋力が回復する・・・むしろグリコーゲン回復の妨げになる可能性がある(※アクティブ・クールダウンの場合)
少し残念ですね…..((+_+))
※グリコーゲン…炭水化物が原料となり、筋肉に蓄えられている糖の一種。グリコーゲンが分解されることで筋肉が収縮する際に必要なATPという物質が作り出される。
※アクティブ・クールダウン…軽いジョギングやウォーキングを行う(活動的)クールダウンのこと。パッシブ・クールダウンはマッサージやストレッチによる(受動的)クールダウンを意味する。
全く意味が無いわけではないと考える理由。
経験上、筋トレに限らず運動後にクールダウンを行った方が身体の疲労や痛みが小さいように感じる為です。
理由は分かりませんが同じような感想を抱く方は少なくないのではないでしょうか?
疲労物質や脈拍、血流がどうとかではなく、精神的な部分が大きいのではないかと考えております。
運動後はクールダウンするのが当然とされてきたから疲労が無くなると脳が思い込み、本当に疲労が軽減されているように感じる的な…。
もし取り組んだ方が間違いなく楽になる感覚があるのであれば、研究や論文うんぬんに関係なく、取り組むのも悪くないように感じます。
終わり。
筋トレ後のクールダウンにはあまり効果が無いという報告が多数されています。
しかし疲労が回復しているように感じるのであれば、取り組んだ方が良いように感じます。
(ちなみに私はクールダウンを行なっておりません)
普段されている方は取りやめてみる、されていない方は取り組んでみると違いが感じれて面白いかもしれません(´▽`)
今回は以上となります。明日も良い1日を!
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